これが稲夫徳利だ!
10月26日17時から、広島で「猪目猪口&稲夫徳利お披露目会」があった。
稲夫、なんて読むの?って思いますよね。
これは、「イナヅマ」と読みます。イナヅマは「稲妻」だろって?そう、現代はそう書きますが、元々は「稲夫」と書いていたようです。江戸時代より前は「夫」も「妻」も配偶者の事は「つま」と呼んでいたそうです。それが時代の流れと共に「夫」のことは「つま」と呼ばなくなったので、漢字も「稲夫」が誤用され「稲妻」になったのだそうです。
じゃ、なんで稲夫がお酒と関係あるのかって?
古来、稲穂がふくらむ頃雷が多く発生したことからその雷がお米を実らせているのだと信じられてきました。雷は神としてとらえられたのです。
天から雷光が落ちて、稲穂を実らせる。稲夫の「稲交接」という別名からは、酒エロスを連想させられます。お酒の原料である、お米を実らせる=身籠らせる雷、お酒には無くてはならないというわけです。
徳利に書かれている真ん中の太い黒い筋、これが稲夫を表現しています。
「神」という漢字の「つくり」の「申」こそが、稲夫(イナヅマ)の象形文字で、その「申」を書き込んだのが中央の黒い筋なのです。
雷が落ちるところを表しているので、本当は、この天地逆さにした状態が正位という事になります。つまり、お酒を注いでいる状態になればこれが正しく見えるわけです。
注連縄(しめなわ)は縄が雲、紙垂(しで)という白いギザギザが稲夫という説もあり、それをあしらっています。注連縄が稲藁で作られることも稲作と神との繋がりを感じずにはいられません。
猪目猪口のハート(猪目文様)をめがけて、それを射抜くように稲夫が落ちる様子をご想像ください。
徳利の底をご覧ください。
この徳利の猪目文様は、実は、猪目猪口の白抜きの猪目文様にぴったりとはまるように描かれています。猪目猪口のハートを徳利のハートが満たし、心臓として鼓動を始める。生命を注ぎ込む様は、まさに稲夫が稲を実らせる、生命の誕生…。
徳利の背面には「正一合四勺」の文字が。
昔は「正一合」とか「正二合」とか書かれていました。書かれていないものは、一合徳利、二合徳利と呼ばれていても内容量はそれに満たないものでした。そんな業界の悪しき習慣に正面切って対抗する「正直な内容量」を記しました。
徳利自体は、大量生産品ですから、中にはこれと同じ大きさのものを「二合徳利」として使っている店もあるかも知れません。しかし、この稲夫徳利は、正直に表示します。
中に入れる酒も、誤魔化しのないお酒を入れて欲しいものです。
猪目猪口、在庫しています。 1個 525円
稲夫徳利、近日入荷します。 1個 1050円
稲夫、なんて読むの?って思いますよね。
これは、「イナヅマ」と読みます。イナヅマは「稲妻」だろって?そう、現代はそう書きますが、元々は「稲夫」と書いていたようです。江戸時代より前は「夫」も「妻」も配偶者の事は「つま」と呼んでいたそうです。それが時代の流れと共に「夫」のことは「つま」と呼ばなくなったので、漢字も「稲夫」が誤用され「稲妻」になったのだそうです。
じゃ、なんで稲夫がお酒と関係あるのかって?
古来、稲穂がふくらむ頃雷が多く発生したことからその雷がお米を実らせているのだと信じられてきました。雷は神としてとらえられたのです。
天から雷光が落ちて、稲穂を実らせる。稲夫の「稲交接」という別名からは、酒エロスを連想させられます。お酒の原料である、お米を実らせる=身籠らせる雷、お酒には無くてはならないというわけです。
徳利に書かれている真ん中の太い黒い筋、これが稲夫を表現しています。
「神」という漢字の「つくり」の「申」こそが、稲夫(イナヅマ)の象形文字で、その「申」を書き込んだのが中央の黒い筋なのです。
雷が落ちるところを表しているので、本当は、この天地逆さにした状態が正位という事になります。つまり、お酒を注いでいる状態になればこれが正しく見えるわけです。
注連縄(しめなわ)は縄が雲、紙垂(しで)という白いギザギザが稲夫という説もあり、それをあしらっています。注連縄が稲藁で作られることも稲作と神との繋がりを感じずにはいられません。
猪目猪口のハート(猪目文様)をめがけて、それを射抜くように稲夫が落ちる様子をご想像ください。
徳利の底をご覧ください。
この徳利の猪目文様は、実は、猪目猪口の白抜きの猪目文様にぴったりとはまるように描かれています。猪目猪口のハートを徳利のハートが満たし、心臓として鼓動を始める。生命を注ぎ込む様は、まさに稲夫が稲を実らせる、生命の誕生…。
徳利の背面には「正一合四勺」の文字が。
昔は「正一合」とか「正二合」とか書かれていました。書かれていないものは、一合徳利、二合徳利と呼ばれていても内容量はそれに満たないものでした。そんな業界の悪しき習慣に正面切って対抗する「正直な内容量」を記しました。
徳利自体は、大量生産品ですから、中にはこれと同じ大きさのものを「二合徳利」として使っている店もあるかも知れません。しかし、この稲夫徳利は、正直に表示します。
中に入れる酒も、誤魔化しのないお酒を入れて欲しいものです。
猪目猪口、在庫しています。 1個 525円
稲夫徳利、近日入荷します。 1個 1050円
by kanzakerakuen
| 2013-10-28 13:12
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