ピタピタじいさん
久留米に来たのは、杜の蔵の「独楽蔵の会」に出席する為。今回の勉強会のテーマは【純米酒と料理のピタピタ相性塾】である。
まさに、毎日の晩酌で予習バッチリなテーマだ!
写真の人が講師の藤原正雄氏である。ワイン総合研究所の代表取締役会長。この人の書いた(渡辺正澄氏との共著だったと思う)本、「ワインと料理の相性診断」、もう20年くらい前に読んでいる。今回は「純米酒と料理」だから、また新しい説が聞けるかもしれないと、いざ、講義に耳を傾ける。
食べ物に含まれる酸は温旨系の酸、中間の酸、冷旨系の酸があり・・
純米酒のにもそれぞれの酸が含まれ・・
熟成系になると温旨系の酸が増える・・
温旨系の酸が多い日本酒はお燗で旨い・・
同系統の酸が重なる部分が多いほど、相性が良い。
オヤ?こりゃ、ワインと同じですの。同じで当たり前といえば当たり前だけど、なんか知っている事をあらためて言われても、ツマンナイ。
さて、講義は続き、実際に体験してみよう~ってことに。 ((((((〃 ̄З ̄)ノ ウヒヒヒヒ♪酒が飲めるじゃん!
●カッパ巻き(レモン汁4:醤油6)…冷旨系のレモンで温旨系の醤油を少し、冷旨系に引っ張るという魂胆。
お酒は>>>大手門純米吟醸(12度前後)と(40度前後)/独楽蔵玄(12度前後)と(40度前後)
ピタピタじいさん「この大手門の12度前後は、実に旨いですねぇ~。カッパ巻きにレモン醤油つけて食べると良く合いますねぇ~」
(´△`) えっ? 大手門、口つけたときから“お燗がウメェだろうな”って思ってるんですけど。
ピタピタじいさん「次に、大手門の燗、まずいですねぇ~。合いませんねぇ~」
ヾ( ̄o ̄;)オイオイ こっちの方がウメェよ! … 会場ザワザワ。皆そう思ってるみたい。
独楽蔵はお燗でべた褒め、冷やは「まずい」のストレート!
他にも、3種の食べ物と合わせて相性をみていきましたが、このじいさん、あくまで自分の理論に強引に当てはめる。その時のお酒の状態は無視している。独楽蔵玄なんて開栓したててで、お燗してももう一つなのに…。
長々と得意げに話していた「ピタピタじいさん」であったが、明らかに極一部を除いて会場の反感をかっている。
なによりも、私の対面に見える杜の蔵の社長の顔が怖い。「これはまずいですねぇ」とじいさんが言った時、明らかに社長の顔が変わったのを見逃さなかった。(途中から、講義内容より、社長の顔を見ているほうが断然面白くなってきた)
ついに社長の額に“スクロール文字”で「おまえに払うギャラはねぇ!」と見えたのは私だけだったろうか?
締めの挨拶でMジィ(=前:M口氏)が「・・・先生は、あまりお酒に強くなく・・・飲酒歴20数年・・」とお話。
どおりで、酒が飲めない奴の、机上の空論だと思ったよ。おまけに飲酒歴は私より短いじゃん。絶対このピタピタじいさんより経験はわたくしの方が上でございます。
【結論】 実践に勝る理論無し。
まさに、毎日の晩酌で予習バッチリなテーマだ!
写真の人が講師の藤原正雄氏である。ワイン総合研究所の代表取締役会長。この人の書いた(渡辺正澄氏との共著だったと思う)本、「ワインと料理の相性診断」、もう20年くらい前に読んでいる。今回は「純米酒と料理」だから、また新しい説が聞けるかもしれないと、いざ、講義に耳を傾ける。
食べ物に含まれる酸は温旨系の酸、中間の酸、冷旨系の酸があり・・
純米酒のにもそれぞれの酸が含まれ・・
熟成系になると温旨系の酸が増える・・
温旨系の酸が多い日本酒はお燗で旨い・・
同系統の酸が重なる部分が多いほど、相性が良い。
オヤ?こりゃ、ワインと同じですの。同じで当たり前といえば当たり前だけど、なんか知っている事をあらためて言われても、ツマンナイ。
さて、講義は続き、実際に体験してみよう~ってことに。 ((((((〃 ̄З ̄)ノ ウヒヒヒヒ♪酒が飲めるじゃん!
●カッパ巻き(レモン汁4:醤油6)…冷旨系のレモンで温旨系の醤油を少し、冷旨系に引っ張るという魂胆。
お酒は>>>大手門純米吟醸(12度前後)と(40度前後)/独楽蔵玄(12度前後)と(40度前後)
ピタピタじいさん「この大手門の12度前後は、実に旨いですねぇ~。カッパ巻きにレモン醤油つけて食べると良く合いますねぇ~」
(´△`) えっ? 大手門、口つけたときから“お燗がウメェだろうな”って思ってるんですけど。
ピタピタじいさん「次に、大手門の燗、まずいですねぇ~。合いませんねぇ~」
ヾ( ̄o ̄;)オイオイ こっちの方がウメェよ! … 会場ザワザワ。皆そう思ってるみたい。
独楽蔵はお燗でべた褒め、冷やは「まずい」のストレート!
他にも、3種の食べ物と合わせて相性をみていきましたが、このじいさん、あくまで自分の理論に強引に当てはめる。その時のお酒の状態は無視している。独楽蔵玄なんて開栓したててで、お燗してももう一つなのに…。
長々と得意げに話していた「ピタピタじいさん」であったが、明らかに極一部を除いて会場の反感をかっている。
なによりも、私の対面に見える杜の蔵の社長の顔が怖い。「これはまずいですねぇ」とじいさんが言った時、明らかに社長の顔が変わったのを見逃さなかった。(途中から、講義内容より、社長の顔を見ているほうが断然面白くなってきた)
ついに社長の額に“スクロール文字”で「おまえに払うギャラはねぇ!」と見えたのは私だけだったろうか?
締めの挨拶でMジィ(=前:M口氏)が「・・・先生は、あまりお酒に強くなく・・・飲酒歴20数年・・」とお話。
どおりで、酒が飲めない奴の、机上の空論だと思ったよ。おまけに飲酒歴は私より短いじゃん。絶対このピタピタじいさんより経験はわたくしの方が上でございます。
【結論】 実践に勝る理論無し。
by kanzakerakuen
| 2006-03-09 12:56
| 隙間
ww5.tiki.ne.jp/~yamu純米酒屋の引きこもり時間の戯言
by kanzakerakuen
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