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戦闘モード その2「拝啓、公民館長ボス様」

 昨日のブログ、たくさんの応援をくださりありがとうございました。

 本日、地区公民館に今度はこちらから苦情を申しあげると、「公民館長のボス(とは言わなかったが)に言ってください」と。
 たらい回しかも知れないが、FAXを送ることにした。

公民館長ボスさま

 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、本日FAXさせていただいたのは、先日の公民館長会議での当店のお酒に関することです。昨日(11日)上灘公民館から電話があり、三●寺西の館長さんの**さんが運動会で配られた当店のお酒が黄色くなって腐っていたと苦情を言ってらしたと報告がありました。
 まず、申し上げておきます。絶対に腐っていません。
 なぜ断言できるかと申しますと、
1、同じ詰め口のお酒を他にも販売しておりますがそのようなクレームは頂いていない
2、9月18日に開催された「蔵元交流会」に同じお酒を出品し、島根県産業技術センター岩本先生、岡山県日本酒アドバイザー冨部先生他、全国の蔵元ならびに酒販店(総数56人)にきき酒していただきましたが、そのような指摘は全くうけておりません。
3、私も、先日来飲んでおりますが、そのような腐敗はございません。

 色に関しては、熟成により若干の色はありますがそれと酒質は無関係です。
 これに関しては、現役杜氏(竹鶴酒造:広島県竹原市)の文章(間違いだらけの酒常識)から引用します。
 『ではなぜ、酒に色があることが嫌われるようになったのでしょう?その昔、粗悪な酒が横行した時代がありました。それらの酒の色が濃かったため、「色=劣化のバロメーター」という図式が酒業界内に浸透していったようです。そこで、酒の審査や品評会などにおいて「色」は悪者扱いされ、市販酒でも活性炭素で脱色することが普通になりました。脱色などの加工を、酒業界内で「化粧」と肯定的に呼ぶようになったのも、そのためです。まさに“色の白いは七難隠す”ですね。そんな背景があり、活性炭素濾過をしない酒のほうが珍しくなり、世間一般でも、「色がある酒=問題のある酒」ということが常識になってしまったというわけです。』
 つまりは、古い常識にとらわれての勘違いであるといえます。
 
 もう一つ、**館長さんがおっしゃった、「賞味期限が切れていた」との事に関しても、おかしな話であると言わざるを得ません。日本酒には賞味期限は存在しません。先日のお酒のどこに賞味期限が書かれていたのでしょう?
 確かに、あのお酒は平成14酒造年度のお酒ですが、決して、売れ残っていた商品を売りさばいた物ではなく、その月に仕入れたお酒を販売したものです。お疑いならば、帳簿をお見せしても構いません。
 日本酒、特に純米酒(先日のお酒は鷹匠という純米酒です)は「熟成」を経ておいしくなります。このお酒も今年(平成17酒造年度)のお酒はまだまだ若すぎて販売されておりません。
 当店は、限られたご予算の中で、「より美味しいお酒をお届けしようとした」だけでございます。

 決して、**館長さんのおっしゃるような「腐ったお酒を処分」するような真似はいたしておりません。
 そこで、お願いがあります。
 **館長さんが皆様の前でおっしゃったことを、同じく皆様に「間違いであった」とお伝えくださいませんでしょうか。

 もし、聞き入れてくださらないようであれば、誹謗中傷による名誉毀損ならびに業務妨害で訴える所存です。

 私も、なるべくここまではしたくないので、何卒、善処の程、お願いいたします。


             有限会社 **** 代表取締役  煮酒
               〒682-・・・・ 鳥取県●●市●●町11-2
               電話0858-○○-○○○○ FAX0858-○○-○○○○

 さてさて…。(▼へ▼メ)
by kanzakerakuen | 2006-10-12 13:08 | 負け犬の遠吠え


ww5.tiki.ne.jp/~yamu純米酒屋の引きこもり時間の戯言


by kanzakerakuen

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