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教科書通り

b0028347_1527291.jpg 古酒はなるべく一本手元に置くようにしている。それは、「若いなこいつ・・・」と思ったお酒にちょびっとブレンドして好みの熟成に近付けるためである。

 しかし、考えてみれば、古酒単独でメインの晩酌酒にもってくることは少ないなぁ…。

 花垣調熟純米古酒。
 3年から10年の純米古酒をブレンドしたものだそうだ。酸もしっかり太いので、14号酵母だけのお酒が使ってあるのではないと思う。ゆえに、旨いと思う。

 おつまみは、鯛のあら煮。
 古酒と鯛のあら煮、これはきき酒師になる為に教えてもらった「料理との相性・古酒編」で定番のようにでてきた組み合わせだ。

 ともあれ、さすが定番の組合せだけあって、なかなかの相性。欲を言えば煮つけの味付けが、あとほんの少し濃い方がよかったであろう。
 と、今はどう教えているのかと、SSIのホームページを覗いてみたら、代表例としては挙げられてない。「スパイシーカレー」(代表例として挙げられている)より合うと思うけどなぁ。基本としてそれを挙げるのは違うと思うぞ。

特に意味なし
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by kanzakerakuen | 2010-08-31 15:52 | 純米酒

「ひやおろし」という掛け声

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 「このお酒まだ若いね~」
 「渋っ!」
 「かたっ!」
 「開栓放置決定~♪」

 こんな言葉が笑顔とともに発せられるこの頃。(ホンマカイナ?アハハ)
 昔に比べれば、みんな随分と心が広くなったもんだよな。こういう心の広さが、熟成を待つ心になり、酒をより一層楽しめるようになる要因となる。


 さて、季節は「ひやおろし」が出始める頃となった。・・・って、どんどん早くなってるよね、この時期がさ。昔は(むかし、むかし言うとジジ臭いけど)10月でもまだ味がのってないから10月下旬や11月だったんだがね。

 定番の論議。
 「夏を越して、適熟になったひやおろしをお楽しみください」というメーカーの勝手な言い分に対しての「ひと夏越して酒は果たして熟成(適熟)しているのか?」
 という問いかけ。

 うちで扱わないような「開栓しなくても一週間もすれば味が変わっちゃう」ような酒は、これでもかって言う程「熟成」(いや、変質と言うべきか、劣化と言うべきか…)していると思うが、当然我が家の酒は「なぁ~にが、ひと夏くらいで”熟成”なんて言えるほどのものになるもんかい!」てなところですわな。

 だからと言って、「ふた夏越し」以上で出荷して下さる蔵のお酒だけを「ひやろし」として販売するわけじゃない、当店は。ほかの「ひと夏越し」もひやおろしとして販売する予定だ。

 私の中では、既に「ひやおろし」の概念から「適熟」の言葉は消去してしまったのである。
 秋に出荷される【生詰新製品】として扱うのだ。


 そう、「ひやおろし」とは、『くそ暑い夏はそろそろ終わり、本格的な日本酒シーズンになって下さい』という祈りにも似た掛け声なのである。



 
 
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by kanzakerakuen | 2010-08-29 10:43 | 純米酒

過ぎた香りは下品なおっさんのようだ

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 早朝と夜は少しひんやりとした風がふき、それでも夏の終わりを感じつつあります。
 窓も扉も開け放ち、二男の部屋では元の住人である長男と二男が眠っています。長男は暑いのか、扇風機をかけっぱなしで寝ていますから、二男はタオルケットにすっぽりくるまってまるでミイラのよう・・。

 若干涼しさを覚える夜、青をあしらった皿にあら焼きを盛り付けて。ほんの少しだけ吟味がある、秋鹿純米吟醸無濾過生原酒山田錦60%を55度にして。
 開栓直後微かに感じていた生老ねは全く進行せず、どちらかとうと他の何かにマスキングされてしまい気になりません。

 強い生老ねはもっての外ですが、吟味も強すぎるのは閉口してしまいます。吟香も然り。吟醸香のうち、カプロン酸エチルが高すぎるものは味わいにも悪影響を及ぼします。旨味は無いのに苦みだけは突出して感じられるようになってきます。
 しかし、こういうお酒は「吟醸酒ブームの後遺症」として生き残り、さらに増長し、「大吟醸くれや!」というような連中により、いまだもてはやされているものもあります。
 蔵元交流会飲食店研修会でも、こういうお酒が、典型的な例として(交流会会員のお酒ではないですが)、銘柄を伏せて取り上げられていました。その他の講義を勤めてくださった先生達の席では、そのお酒は完全に敬遠されていたのを、私は知っています。

 大阪の百貨店で、県内の某蔵のセールスが出張販売をしたそうです。その百貨店では、四合瓶ばかりが売れたとの報告を受けました。どうやらお使い物を買うために来店される方が多いようです。
 「●祭が気にいってなぁ、こればっかりやねん」と、自分ではほとんど飲まない人間に褒められるお酒って、なんなんでしょうね。

 長男は山口県から帰省しています。
 「教授が、●祭を旨いだろうって勧めるんだけど、あれっておいしくないんだけど、間違ってる?」と彼は言います。君の舌は、間違っていないと思います。正確にいえば、美味しい美味しくないは嗜好の問題なので(これはアマチュア的言葉)、あれは良くないと言った方が正しい(プロ的な言葉)でしょう。
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by kanzakerakuen | 2010-08-26 17:05 | 純米酒

第20回蔵元交流会

 8月21日~22日 第20回蔵元交流会(於:八重洲富士屋ホテル)

 初日は幹事会、出品酒きき酒(約90種)、出品酒の講評、総会、「茶懐石セミナー」の後に懇親会と盛りだくさん。私は、きき酒でほとんど魂が燃え尽きてしまいました。
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 写真は、尾瀬あきらさんの乾杯、藤田千恵子さんの挨拶。(千恵子さん写り悪いなぁ…おれが、下手なんだろうけどさ。ごめんね)

 二日目は午前中、講義。講師は冨部先生に岩本先生。
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 午後は、飲食店さん、会員以外の酒販店さん向けの日本酒の勉強会。初めの一時間半は蔵元を相手の「きき酒&展示会」。その後は座学。
 いづみ橋の橋場社長が講師の「酒器とサービス」、杜の蔵の森永常務の「酒と料理」。内容は「商売上の秘密ですので、他の人には言わないように」の教えを守り明かしません。

 この後は、飲食店さんも含めての懇親会。
 飲み足らない人間で、夜の街へ。日曜日なので、凝った店ではなく「ビールでも飲めりゃいいいか・・」のノリで。藤田千恵子さん、道案内ありがとうございます。
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 23日は帰るだけでしたが、飛行機の時間が16時20分だったので、東京観光。
 朝ゆっくり起きて、浅草へ。聞いてはいましたが、あそこまで中国人だらけだとは思いませんでした。仲見世通りのお世辞にもセンスの良いとはいえないお店に立ち止まるのはほとんど中国人でした。
 昼ご飯はお台場で。浅草からお台場へは水上バスで移動。卑弥呼号。
 前の晩に「お昼でも一緒にいかが?」とお誘いメールをいただいたまき子さんと、キリンビールメインのレストランへ。
 大事な会議の前とは露知らず…お付き合いいただきありがとうございました。・・・大丈夫でしたかね?会議。私は疲れも手伝って、空港行きのリムジンバスでは居眠りしていました;;;

 東京は、水分補給が容易ではない。
 喉が渇くのに、美味しい水や普段作り置いて飲んでいるバイオ茶が手元にあるわけじゃない。いちいちペットボトルのミネラルウォーターを飲まねばならない。
 ジュースでは甘すぎるが、時には炭酸が欲しくなる。どうせお金を払うのだからと、ついついビールを飲んでしまう。空港ではグラッパ飲んだり・・。
 アルコール分解にまた水を体内消費してしまう。都会は喉が渇く。飲みすぎる・・・。
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by kanzakerakuen | 2010-08-25 13:30 | 純米酒

もう少しで脱皮かな?

b0028347_1039423.jpg 「もう少しで脱皮かな?」と言っても、ソーセージの皮がむけて大人になる(?)なんて事じゃございません。

 写真のソーセージは、そば切り重娯さんに「手打ち蕎麦」と一緒にいただいたもの中の一種類。スモークソーセージ。
 表面だけの燻製ではなく、しっかり中まで燻製になってました。(ちょびっと味がひつこいかな;;;;;^^;)

 合わせたお酒が、もう少しで脱皮しそうなお酒だったということです、このタイトルは。
 【梅津の生もとH21BY山田錦80%生原酒】を、55度で。

 春先は、あまりに多くの味わいがそれぞれに主張するので、口に入れるとその瞬間に「疲れてしまう」感じのお酒で、期待はできるけど「今は二重丸ってわけにはいかねぇ」という感想でした。
 それが、かなり味と味が手を取り合って、丸みを帯びてきてました。しかし、まだ雑に思える部分もあったり、酸がところどころ尖ってたり・・・。
 全体が、もっと丸みを整え、そしてその「丸みの殻」を打ち破ってでてくる梅津の生もとが楽しみです。
 
 あっ、でも焦っちゃいけませんぞ。

 丸みの殻を打ち破った梅津の生もとは、孵化したてです。さらにもうちょっと成長(熟成)するのを待った方が良さそうです。
 ・・・なのですが、H20BYの山田錦80%の残量が少なくなってます。スンマセン。 m(__)m

21日から23日まで出張
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by kanzakerakuen | 2010-08-20 11:29 | 純米酒

強力米のお酒 様々に

鳥取純米燗 at 桔梗屋 「強力米のお酒編」


 9月19日(日曜日) 18時~21時
 〒683-0812  米子市角盤町2-63-2 酒菜桔梗屋(高島屋より徒歩3分)
 電話 0859-37-2366
 会費:6000円
 9月の連休、予定が未定の方、米子で強力米で造ったお酒を、繊細な日本料理とともに味わってみませんか?


 お馴染の蔵の「安心して飲める強力」もありますが、今回は実験的に「いつもは桔梗屋さんにはない強力のお酒」も用意して下さるようです。
 ・・・果たして新たな発見があるのか?はたまた予想通りとなるのか?

 もちろん、お燗が主体ですが、冷やでも楽しんでみようと思います。

 強力米の特性を無視した(としか思えない)造りのお酒がどんな評価を受けるのか。。。やっぱり思いっきり冷やしてくれ~!!なんて声が聞こえそうだな。(^_^;)
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by kanzakerakuen | 2010-08-18 12:31 | 純米酒

21BY秋鹿純米吟醸山田錦60%は水割り燗で

b0028347_919916.jpg 30度を下回るって涼しいもんだね。って、別にそんなことは関係なく今日も美味しく燗酒を頂くのであった。
 
 サザエの壺焼き。
 焼きすぎた・・・。多分・・・。

 旨味が水分に出ちゃったのか、本体の味が乏しいよぉ~ (・_;)

 お酒は、H21BYの秋鹿純米吟醸無濾過生原酒山田錦60%を、適当割り水燗にしてみた。30度を下回り涼しささえ感じるもののもっと爽やかになりたい・・・欲深さがそうさせる。
 結果は大成功♪


b0028347_934767.jpg そうなると、酒飲みの性と言いますか、せっかく酒が満足いくのにアテが満足いかないって言うんじゃ納得いかない。

 ”たくさん”にいただいた鶏肉の燻製を冷蔵庫から取り出す。それを温めないでいただくのが好きな私。

 お上品に(?)、ナイフとフォークを使って見事に骨から肉を剥がしながら、秋鹿でやる。イイネェ~、お酒の旨味が活きてきましたぜ。

 食べ終わる頃には結構飲んで、酔ってましたな。お盆らしくお墓の話になりましたとさ。

俺の骨は
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by kanzakerakuen | 2010-08-14 09:53 | 純米酒

2010真穂人

b0028347_85520100.jpg 果実様の香りや味わいなんて皆無。
 だから、いいんじゃない、このお酒。

 冷奴に生姜を。醤油ははつかり。

 いうまでもなく、お燗。50度強。
 生姜にばっちりの真穂人。酒の味がさらに締まるし、酒のおかげで豆腐の豆の味が引き立つ。暑くて珍しく食欲がなかったが、この相乗効果でおかわりが欲しくなったくらい。・・・なかったけどさ。(涙)

 今日は、日向あくがれ原酒が入荷予定。芋焼酎だがチョコレートの香りやレーズンの甘さを感じる楽しみな逸品である。
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by kanzakerakuen | 2010-08-12 09:06 | 純米酒

大人味のビール

b0028347_18142994.jpg ブルックリン・イーストインディア・ペールエール。
 こりゃ、大人のビールだね。
 うまいや、これ。

 ホップの苦みが強く、苦み走ってる。完全発酵という言葉が思い浮かぶほど「甘」が残らない。
 後味に、ふんわりとフルーティな感じが残る。しかし、ひつこく残る事なく切れが実に良い。これを飲めば、銀色ビールなんて切れてない事がわかるだろう。

 誰かさんが、「金に糸目はつけません」とか、わざわざ一升瓶の注文を減らしてこれが入るスペースをつくるなんてことも理解できる。


 いさき、とアコウ。
 もうちょっと新鮮なら刺身がめちゃめちゃ旨かろうが、そうでもないので焼いた。

 アコウって考えてみると、ほんと、刺身でしか食べたことがなかったので、塩焼きがこんな味だとは、驚いた。苔臭くない「鮎」だよ、鮎。

 お酒は鉄人うすにごりの燗。だんだん旨くなってくるね。
 初めのころの爽やかなうまさが最高かと思いきや、もっと旨味がでてきてる今の方がやっぱりうまい。
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by kanzakerakuen | 2010-08-09 18:27 | お酒全般

私には、純米酒だけの方が良いようです

b0028347_9519100.jpg くそ暑いのに、燗酒飲んでますかぁ~?(笑)

 この猛烈な暑さの中、今年に限って台所のクーラーもつけないで晩酌している変わり者一家です。まぁ、長男が帰省すればガンガンつけるに違いないですが・・・。(彼が自腹で買ってつけたものですからね、我が家のクーラーは)

 暑いからって、つい飲んでしまうのがソーダ割りスコッチ。・・・何度も言うけど、角●なんて割ろうが、なにしようが飲めたものじゃない、いわんやトリ●。
 ソーダだけでも全然OKなんだけど、晩酌ってなるとついアルコール入りが欲しくなるもんでね。
 だけど、こいつがいけねぇ。
 
 もちろんこのソーダ割りの分だけ純米酒を飲む量は減らすのだが(いや、正確に言うとつまみが足らなくなるので、必然的に純米酒摂取量が減るだけの話)、飲んだ後の寝つきと眠りの深さがおかしくなるのだ。
 純米燗酒2合半だけなら、寝つき、眠りの深さともに問題ないのだが、このソーダ割りが加わると、暑くて寝苦しく、途中に何度も起きてしまう。

 体質の問題なのだろう。
 純米燗酒の場合は、飲んでいる最中は摂取しているもの自体が熱いので飲み終えた時点では比較的暑さは和らいで感じ、徐々に体が温もっていく。寝室ではクーラーのタイマーをかけて部屋を冷やしているので、冷えた部屋に徐々に温まる体は丁度良い。
 ソーダ割りを飲むと、このタイミングがずれてくると思われる。晩酌終わって、布団に転がったころはくそ暑いし、しばらくすると体表面の冷えを感じ、クーラーが邪魔になる。

 長年の、訓練の賜物か。
 晩酌は、純米燗酒だけのほうがよさそうだ、わたしゃ。

 ソーダ割りは・・・休みの日の昼間に飲むこととしよう! (^^ゞ

燗酒だけの店だと??
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by kanzakerakuen | 2010-08-06 09:51 | お酒全般


ww5.tiki.ne.jp/~yamu純米酒屋の引きこもり時間の戯言


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