「自動」に復活
10月16日からおおよそ一ヶ月。
自動ドアから「手動ドア」へ降格した当店の玄関。
本日、ようやく修理完了。
駆動装置、ベルト、センサーを新しくしました。
実に滑らかで、実に静かに動きます。
少しくらいの吹雪では反応しないように設定もしてあります。指詰が起きないように、最後の3センチは開き切らないようにもしてあります。
また、20年くらい動いてくれればと願っています。
「ははぁ~、ここのせいだな」
「ドアのここの部分がガタがきているせいで、少し振動するような音が出ちゃうんですよ」
ありゃ、プロが聞くと、これでも音がする方らしい…。
ドア自体が古いのは、仕方ないっす。そのくらい我慢しますよ、前より全然静かなんだから。(^-^;
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by kanzakerakuen
| 2013-11-12 14:11
| 隙間
プレゼント
昨日は、誕生日でした。
50回目か…。
FBでたくさんのお祝いメッセージをいただく中、朝から家族には一言も祝いの言葉をかけられていませんでした。まぁね、50にもなって、それが嬉しいかって言われれば、嬉しくないかもしれない。。。
夕方、玄関先にリボンのついた四合瓶が置いてあったので、てっきり「なぁんだ、ちゃんと用意してあるじゃない」と、手に取り部屋に持っていこうと持ち上げてみると・・・。
「産んでくれてありがとう」の妻から私の母へのプレゼントでした。ま、毎年の事だから、勘違いした自分が悪い。
ついに、今年は誰からもプレゼントはないんだな、と諦めていたら、夜になって長男が来店しました。「誕生日の酒を買うから、どれがいい?」って。
初めは「どれがいいって、、、、誰にあげるの?」と、頓珍漢な問いかけをしてしまいました。「お父さんの誕生日プレゼントだよ」「自分で好きなの選んで。あっ、でもあんまり高いのはダメ」
大学を卒業して、働き始めた長男からの嬉しいプレゼントでした。選んだのは、独楽蔵焼酎こまぐらっぱ。
仕事が終わって、晩酌タイム。
ケーキが買ってきてありました。不二家のチーズケーキ。この大きさなら一人で食べてしまう大きさです。が、この後、4分割されて、手元には1/4だけでした。 マァ、ソンナモンサ
一見、合わなそうにみえるこまぐらっぱとチーズケーキですが、とても相性良かったです。
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by kanzakerakuen
| 2013-11-09 12:08
| 隙間
これが稲夫徳利だ!
10月26日17時から、広島で「猪目猪口&稲夫徳利お披露目会」があった。
稲夫、なんて読むの?って思いますよね。
これは、「イナヅマ」と読みます。イナヅマは「稲妻」だろって?そう、現代はそう書きますが、元々は「稲夫」と書いていたようです。江戸時代より前は「夫」も「妻」も配偶者の事は「つま」と呼んでいたそうです。それが時代の流れと共に「夫」のことは「つま」と呼ばなくなったので、漢字も「稲夫」が誤用され「稲妻」になったのだそうです。
じゃ、なんで稲夫がお酒と関係あるのかって?
古来、稲穂がふくらむ頃雷が多く発生したことからその雷がお米を実らせているのだと信じられてきました。雷は神としてとらえられたのです。
天から雷光が落ちて、稲穂を実らせる。稲夫の「稲交接」という別名からは、酒エロスを連想させられます。お酒の原料である、お米を実らせる=身籠らせる雷、お酒には無くてはならないというわけです。
徳利に書かれている真ん中の太い黒い筋、これが稲夫を表現しています。
「神」という漢字の「つくり」の「申」こそが、稲夫(イナヅマ)の象形文字で、その「申」を書き込んだのが中央の黒い筋なのです。
雷が落ちるところを表しているので、本当は、この天地逆さにした状態が正位という事になります。つまり、お酒を注いでいる状態になればこれが正しく見えるわけです。
注連縄(しめなわ)は縄が雲、紙垂(しで)という白いギザギザが稲夫という説もあり、それをあしらっています。注連縄が稲藁で作られることも稲作と神との繋がりを感じずにはいられません。
猪目猪口のハート(猪目文様)をめがけて、それを射抜くように稲夫が落ちる様子をご想像ください。
徳利の底をご覧ください。
この徳利の猪目文様は、実は、猪目猪口の白抜きの猪目文様にぴったりとはまるように描かれています。猪目猪口のハートを徳利のハートが満たし、心臓として鼓動を始める。生命を注ぎ込む様は、まさに稲夫が稲を実らせる、生命の誕生…。
徳利の背面には「正一合四勺」の文字が。
昔は「正一合」とか「正二合」とか書かれていました。書かれていないものは、一合徳利、二合徳利と呼ばれていても内容量はそれに満たないものでした。そんな業界の悪しき習慣に正面切って対抗する「正直な内容量」を記しました。
徳利自体は、大量生産品ですから、中にはこれと同じ大きさのものを「二合徳利」として使っている店もあるかも知れません。しかし、この稲夫徳利は、正直に表示します。
中に入れる酒も、誤魔化しのないお酒を入れて欲しいものです。
猪目猪口、在庫しています。 1個 525円
稲夫徳利、近日入荷します。 1個 1050円
稲夫、なんて読むの?って思いますよね。
これは、「イナヅマ」と読みます。イナヅマは「稲妻」だろって?そう、現代はそう書きますが、元々は「稲夫」と書いていたようです。江戸時代より前は「夫」も「妻」も配偶者の事は「つま」と呼んでいたそうです。それが時代の流れと共に「夫」のことは「つま」と呼ばなくなったので、漢字も「稲夫」が誤用され「稲妻」になったのだそうです。
じゃ、なんで稲夫がお酒と関係あるのかって?
古来、稲穂がふくらむ頃雷が多く発生したことからその雷がお米を実らせているのだと信じられてきました。雷は神としてとらえられたのです。
天から雷光が落ちて、稲穂を実らせる。稲夫の「稲交接」という別名からは、酒エロスを連想させられます。お酒の原料である、お米を実らせる=身籠らせる雷、お酒には無くてはならないというわけです。
徳利に書かれている真ん中の太い黒い筋、これが稲夫を表現しています。
「神」という漢字の「つくり」の「申」こそが、稲夫(イナヅマ)の象形文字で、その「申」を書き込んだのが中央の黒い筋なのです。
雷が落ちるところを表しているので、本当は、この天地逆さにした状態が正位という事になります。つまり、お酒を注いでいる状態になればこれが正しく見えるわけです。
注連縄(しめなわ)は縄が雲、紙垂(しで)という白いギザギザが稲夫という説もあり、それをあしらっています。注連縄が稲藁で作られることも稲作と神との繋がりを感じずにはいられません。
猪目猪口のハート(猪目文様)をめがけて、それを射抜くように稲夫が落ちる様子をご想像ください。
徳利の底をご覧ください。
この徳利の猪目文様は、実は、猪目猪口の白抜きの猪目文様にぴったりとはまるように描かれています。猪目猪口のハートを徳利のハートが満たし、心臓として鼓動を始める。生命を注ぎ込む様は、まさに稲夫が稲を実らせる、生命の誕生…。
徳利の背面には「正一合四勺」の文字が。
昔は「正一合」とか「正二合」とか書かれていました。書かれていないものは、一合徳利、二合徳利と呼ばれていても内容量はそれに満たないものでした。そんな業界の悪しき習慣に正面切って対抗する「正直な内容量」を記しました。
徳利自体は、大量生産品ですから、中にはこれと同じ大きさのものを「二合徳利」として使っている店もあるかも知れません。しかし、この稲夫徳利は、正直に表示します。
中に入れる酒も、誤魔化しのないお酒を入れて欲しいものです。
猪目猪口、在庫しています。 1個 525円
稲夫徳利、近日入荷します。 1個 1050円
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by kanzakerakuen
| 2013-10-28 13:12
| 隙間
似ている
杉錦H24BY生もと超辛88のサンプルがやってきた。(3回目)
一回目は春、こちらからお願いしたもの。商品化していない頃。
この時は、正直、美味しいとは思わなかった。
二回目。
ほかの商品にくっついてきたサンプル。
この時は、一回目の試飲の結果から、仕入れないのだからと試飲もせず。
三回目。
先日、単独で送られてきた。
「ありゃ、また来たのか…」と、そのままにしかけたが、ちょうどその日の晩酌するお酒が切れかけていたので、試飲ではなく直接晩酌へまわした。
カマンベールチーズをアテにして、60度近い燗で飲んだ。均乃介社長は、あまり熱くすると辛さが目立つから、60度までは上げないほうが良いと解説していたが、なんのなんの、その方が旨い。
チーズのねっとり感や甘みをきっちり切ってくれる。こりゃいい。
そして、翌朝。今日である。一本残っている試飲サンプルをきき酒することした。
旨みたっぷりの酒ではないが、食べ物を求める酒だね。まぁ、酒だけ飲んでもたいして旨くない。(失礼)食い物があると、良さが発揮されるだろう。
ところで、この味。
表現しにくい味なのだが、どっかで飲んだことあるなぁ…、と悩んだ挙句の結論。いづみ橋のお酒に似てる。「+16」まで切っていることが原因ではなかろうが、関係はあるかもしれない。
一回目は、味が全然開いていなかったので、あの結論は仕方ない。今回も開いているかといえば、そうでもないが、食に合わせる面白さはある。
一回目は春、こちらからお願いしたもの。商品化していない頃。
この時は、正直、美味しいとは思わなかった。
二回目。
ほかの商品にくっついてきたサンプル。
この時は、一回目の試飲の結果から、仕入れないのだからと試飲もせず。
三回目。
先日、単独で送られてきた。
「ありゃ、また来たのか…」と、そのままにしかけたが、ちょうどその日の晩酌するお酒が切れかけていたので、試飲ではなく直接晩酌へまわした。
カマンベールチーズをアテにして、60度近い燗で飲んだ。均乃介社長は、あまり熱くすると辛さが目立つから、60度までは上げないほうが良いと解説していたが、なんのなんの、その方が旨い。
チーズのねっとり感や甘みをきっちり切ってくれる。こりゃいい。
そして、翌朝。今日である。一本残っている試飲サンプルをきき酒することした。
旨みたっぷりの酒ではないが、食べ物を求める酒だね。まぁ、酒だけ飲んでもたいして旨くない。(失礼)食い物があると、良さが発揮されるだろう。
ところで、この味。
表現しにくい味なのだが、どっかで飲んだことあるなぁ…、と悩んだ挙句の結論。いづみ橋のお酒に似てる。「+16」まで切っていることが原因ではなかろうが、関係はあるかもしれない。
一回目は、味が全然開いていなかったので、あの結論は仕方ない。今回も開いているかといえば、そうでもないが、食に合わせる面白さはある。
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by kanzakerakuen
| 2013-10-23 16:48
| 純米酒
ww5.tiki.ne.jp/~yamu純米酒屋の引きこもり時間の戯言
by kanzakerakuen
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