鍛造にごり強力80%
50度台はねぇ~、ちょっとねぇ~、大人しすぎて面白みに欠けるんだけど(美味しくないわけじゃない)、40度台や60度台が好きだなぁ。酸味が強く感じられる冷やですが、米の旨味、味わいが懐深いので平気でその酸味を受け止めています。
えぇ感じの強力にごり。
今年は仕入れますよ。!(^^)!
そうなんですよね、去年はこのお酒、当店には無かったんですよ。ブログなど、周りで「うまい」「おいしい」の絶賛を浴びてましたよね…。
そう、私にとっても悪いお酒じゃ決してなかった。でも、「鍛造」にしちゃあ「オヤ?」っていうわだかまりが拭い去れず、胸を張ってご紹介=仕入れに踏み切れませんでした。
酸味の出方は、好みでしたよ。
ただ、米の味わいとのバランスとか、米の味そのものの濃さとか、弾力、懐の深さ、滋味に欠けるように感じてしまい、「何かが足らない…」と。
皆様には、ご迷惑をおかけしましたが、こんな訳だったのです。今だから、こうして発表しますけど。きっと、私だけの「こだわり」、いや「わだかまり」だったのでしょう。
今年の「鍛造にごり強力」は、ほとんど文句なし!です。(まだ、なにか不満でもあるんかい?って聞かれてもわかんないですけど;;;;;)
こんな、レベルで強力のお酒を見ることができるのは幸せなことです。
実は、昨日、「鍛造にごり強力」のすぐ後に別の強力のお酒を味見したのでした。
「うちの蔵のお酒は香りがあり過ぎるとの煮酒さんの評価でしたので、香りを控えめにする為に7号酵母で仕込んだ強力のお酒をもってきました」との事だそうで…。
思い出しました。
「香りを抑えるからって、7号酵母を使いましたか…。その事と、結果的に美味しいお酒ができるってことは別問題のはずなんだが」って、そのお酒の案内を初めてもらった時の事を。
果たして、熟成の結果どうなっている事やら…。(発売当初は、上記の理由で味見する気もなかったが、今回は留守中に置いて行ったので味見する羽目に)
____________________________
汲み置きした古い水の香りや奈良漬っぽい熟成酒の香り。 <<<なんだか水が臭い?
元々米が融け過ぎたであろう甘さに加えて、熟成による甘さがあり
それに酸が追い付いていないので、切れの悪さを感じる。 <<<蒸米が柔らかすぎ!
食中酒としては疑問だが、食後酒としてであれば簡単なつまみ(
ウイスキーや焼酎のような簡単なつまみ)で飲めるかもしれない。 <<<褒め言葉になってない?(笑)
よく味わうと酸が単調でないのはわかってくるものの、深みを与える <<<ダメ押し
程にはならない。
(お燗)
40度、甘みに厚みが出るが、それだけにひつこさも感じる。最後の
最後で申し訳程度に酸が顔を出すが、時すでに遅し。
50度、熟成酒的旨味と酸味が現れ、これまででは一番良い状態
になる。しかし、余韻の上顎に残るラムネ菓子のような甘さは不快。
60度、平板な酸と甘みを感じる。ふくらみなく、甘みが舌にへばり
つく。
____________________________
以上。
つまり、強力米にあった蒸しをしていないし、7号酵母にあったような品温管理もしていないのではないかという結論に達しました。
ちゃんと、蔵にはメールしておきましたが…。
きっと、また嫌われちゃいましたね;;;
でも、これがきき酒!・・・わかるよね?I垣さん。
えぇ感じの強力にごり。
今年は仕入れますよ。!(^^)!
そうなんですよね、去年はこのお酒、当店には無かったんですよ。ブログなど、周りで「うまい」「おいしい」の絶賛を浴びてましたよね…。
そう、私にとっても悪いお酒じゃ決してなかった。でも、「鍛造」にしちゃあ「オヤ?」っていうわだかまりが拭い去れず、胸を張ってご紹介=仕入れに踏み切れませんでした。
酸味の出方は、好みでしたよ。
ただ、米の味わいとのバランスとか、米の味そのものの濃さとか、弾力、懐の深さ、滋味に欠けるように感じてしまい、「何かが足らない…」と。
皆様には、ご迷惑をおかけしましたが、こんな訳だったのです。今だから、こうして発表しますけど。きっと、私だけの「こだわり」、いや「わだかまり」だったのでしょう。
今年の「鍛造にごり強力」は、ほとんど文句なし!です。(まだ、なにか不満でもあるんかい?って聞かれてもわかんないですけど;;;;;)
こんな、レベルで強力のお酒を見ることができるのは幸せなことです。
実は、昨日、「鍛造にごり強力」のすぐ後に別の強力のお酒を味見したのでした。
「うちの蔵のお酒は香りがあり過ぎるとの煮酒さんの評価でしたので、香りを控えめにする為に7号酵母で仕込んだ強力のお酒をもってきました」との事だそうで…。
思い出しました。
「香りを抑えるからって、7号酵母を使いましたか…。その事と、結果的に美味しいお酒ができるってことは別問題のはずなんだが」って、そのお酒の案内を初めてもらった時の事を。
果たして、熟成の結果どうなっている事やら…。(発売当初は、上記の理由で味見する気もなかったが、今回は留守中に置いて行ったので味見する羽目に)
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汲み置きした古い水の香りや奈良漬っぽい熟成酒の香り。 <<<なんだか水が臭い?
元々米が融け過ぎたであろう甘さに加えて、熟成による甘さがあり
それに酸が追い付いていないので、切れの悪さを感じる。 <<<蒸米が柔らかすぎ!
食中酒としては疑問だが、食後酒としてであれば簡単なつまみ(
ウイスキーや焼酎のような簡単なつまみ)で飲めるかもしれない。 <<<褒め言葉になってない?(笑)
よく味わうと酸が単調でないのはわかってくるものの、深みを与える <<<ダメ押し
程にはならない。
(お燗)
40度、甘みに厚みが出るが、それだけにひつこさも感じる。最後の
最後で申し訳程度に酸が顔を出すが、時すでに遅し。
50度、熟成酒的旨味と酸味が現れ、これまででは一番良い状態
になる。しかし、余韻の上顎に残るラムネ菓子のような甘さは不快。
60度、平板な酸と甘みを感じる。ふくらみなく、甘みが舌にへばり
つく。
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以上。
つまり、強力米にあった蒸しをしていないし、7号酵母にあったような品温管理もしていないのではないかという結論に達しました。
ちゃんと、蔵にはメールしておきましたが…。
きっと、また嫌われちゃいましたね;;;
でも、これがきき酒!・・・わかるよね?I垣さん。
by kanzakerakuen
| 2011-08-20 09:50
| 純米酒
ww5.tiki.ne.jp/~yamu純米酒屋の引きこもり時間の戯言
by kanzakerakuen
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