素人きき酒大会に思う事
昨晩は、鳥取県の「素人きき酒大会」でした。
全国大会予選も兼ねての、きき酒です。今年の結果は知りませんが(どうでもええです)、おそらくまた同じ人が優勝したことでしょう。
この企画はいったい何のために行われているのでしょうか?
ホームページhttp://www.sake-tottori.or.jp/gaiyou.html を見ても、目的が書かれていません。たぶん、「日本酒の普及」を目的とするという事だと思いますが、これって普及につながるのでしょうか?
ゲーム性があり、普段と違う銘柄に触れる事はでき、脳を刺激されることは確かでしょう。
しかし、それ、楽しいか?
ここに一つ条件が加わると、格段に楽しいと思います。
極々、当たり前のことですけど・・・
★条件:美味しいお酒だけを出題する。
組合の人は言うかもしれません・・・「美味しくないのがあるから、区別しやすいんだ」と。
確かにそうです、不味いものが1個あれば残り6点を区別すればいいわけですから、 比較すれば楽になります。ですが、不味い酒が4点あれば、その不味い4点も区別しなければならず、そうなれば旨いものだけ7点より苦痛を伴います。
そもそも蔵元は、自分の蔵のお酒が不味いと思っていないのだとしたら、こういう機会だからこそ、懇親会場で、消費者の生の声(批判も当然ありです)に耳を傾け、彼らにとっても有意義なものにする必要があると考えます。
組合も縮小傾向にあり、予算がとり辛くなっていますので、参加費も今年4000円が来年はいくらになるかわからないでしょう。昔の参加費を考えれば倍になっているような気がします。流れは、やるのであれば参加費アップでしょうね。
今年の参加費、4000円が「これならお得、安いね」と思った人は何人いるでしょうね?それこそ、料理はそこそこでも、酒に気いらないものが多かった人は(仮定ですけど)、「これってバカ高いよね」と思ったかもしれません。会場で、満足度をはかるアンケートでもとったのでしょうか?
ホテルは、予算に合わせて料理を作らざるをえませんから、主催者側の意識が高くない限りコストパフォーマンスの高い料理にまでもっていくことは不可能だと思われます。
今回、懇親会にはテーブルに四合瓶が数本配られているだけで、食との大事な楽しみ方の「お燗」が無視されていたようです。低予算ですから、そこもケチったのでしょうが、それではお客さんの満足度は下がる一方でしょう。
組合は、思考を停止してしまったのでしょうか?
賞味期限切れのイベントはもう無くても良いのではないでしょうか?
きき酒するのであれば、その本来の目的通りに、お酒の感想をぶつけ合うイベントにして欲しいと、私は考えます。酒と料理を楽しみながら、酒の話で盛り上がるのは、面白いですよ。
全国大会予選も兼ねての、きき酒です。今年の結果は知りませんが(どうでもええです)、おそらくまた同じ人が優勝したことでしょう。
この企画はいったい何のために行われているのでしょうか?
ホームページhttp://www.sake-tottori.or.jp/gaiyou.html を見ても、目的が書かれていません。たぶん、「日本酒の普及」を目的とするという事だと思いますが、これって普及につながるのでしょうか?
ゲーム性があり、普段と違う銘柄に触れる事はでき、脳を刺激されることは確かでしょう。
しかし、それ、楽しいか?
ここに一つ条件が加わると、格段に楽しいと思います。
極々、当たり前のことですけど・・・
★条件:美味しいお酒だけを出題する。
組合の人は言うかもしれません・・・「美味しくないのがあるから、区別しやすいんだ」と。
確かにそうです、不味いものが1個あれば残り6点を区別すればいいわけですから、 比較すれば楽になります。ですが、不味い酒が4点あれば、その不味い4点も区別しなければならず、そうなれば旨いものだけ7点より苦痛を伴います。
そもそも蔵元は、自分の蔵のお酒が不味いと思っていないのだとしたら、こういう機会だからこそ、懇親会場で、消費者の生の声(批判も当然ありです)に耳を傾け、彼らにとっても有意義なものにする必要があると考えます。
組合も縮小傾向にあり、予算がとり辛くなっていますので、参加費も今年4000円が来年はいくらになるかわからないでしょう。昔の参加費を考えれば倍になっているような気がします。流れは、やるのであれば参加費アップでしょうね。
今年の参加費、4000円が「これならお得、安いね」と思った人は何人いるでしょうね?それこそ、料理はそこそこでも、酒に気いらないものが多かった人は(仮定ですけど)、「これってバカ高いよね」と思ったかもしれません。会場で、満足度をはかるアンケートでもとったのでしょうか?
ホテルは、予算に合わせて料理を作らざるをえませんから、主催者側の意識が高くない限りコストパフォーマンスの高い料理にまでもっていくことは不可能だと思われます。
今回、懇親会にはテーブルに四合瓶が数本配られているだけで、食との大事な楽しみ方の「お燗」が無視されていたようです。低予算ですから、そこもケチったのでしょうが、それではお客さんの満足度は下がる一方でしょう。
組合は、思考を停止してしまったのでしょうか?
賞味期限切れのイベントはもう無くても良いのではないでしょうか?
きき酒するのであれば、その本来の目的通りに、お酒の感想をぶつけ合うイベントにして欲しいと、私は考えます。酒と料理を楽しみながら、酒の話で盛り上がるのは、面白いですよ。
by kanzakerakuen
| 2013-06-29 11:06
| お酒全般
ww5.tiki.ne.jp/~yamu純米酒屋の引きこもり時間の戯言
by kanzakerakuen
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