そんな予定ではなかったぞ

　今年の若桜町の山田錦はなんだかやたらと元気が良い。昨年の元気指数が1と仮定すれば100位である。昨年は特に元気が無かったから、これほどの差ができるが、例年と比べても、気持ち悪いくらい元気。この色が、あまりに良すぎてかえって不安である。この時期の山田錦はもっと葉っぱの色が薄い。なんと言っても、コシヒカリより色が濃いのが気味悪い・・。
　昨日、月曜日は、この田圃の畦の草刈をする予定でした。
　今年も、草刈を手に持ち、青空をバックに力強い農夫を気取るつもりだったのですが…草刈機壊れて修理中。　ε-(￣ヘ￣)┌ ダミダコリャ…

　機械が無くとも、畦でなくとも抜かねばならぬ雑草はたぁ～～～～くさんある。畑の雑草とりをすることに。
　「お義父さん、どの畑の草取りしたらええ？」
　「・・・・」
　あり？どうした？

　「わしが、中に入るけぇ、袋を上から取ってくれや」
　「…　はい？」
　
　中に入るって、草取りと何の関係があるんだ？第一、中ってどこよ？
　(　 ゜ ▽ ゜ ;)エッ!!　お義父さん・・・なにその格好？？？？？？

　ほっかむりして、上下ともカッパ着て、長靴はいて、ゴム手袋のお義父さんがいた。
・・・・・
　妻の実家は、只今改築中。お風呂の床が抜けたのだ。
　どうせ改築するのなら、下水道も通ったことだし、水回りの全改築ということになった。水回りといえば、お風呂、台所、そしてトイレ。
　トイレは汲み取り式から、水洗へ。

　水洗へ。
　溜まった糞尿はおそうじしなきゃいけませんね。埋めるにしても。
　私が行く前日にはタンク１０個を軽トラックで７往復して糞尿を肥料として撒きに行ったそうです。
・・・・・
　もう「どつぼ」の中には、それらしき物体はなかったのですが、籾殻を撒いて、さらに水分やら汚れやらを掃除しようという事らしい。
　そう、お義父さんのあの格好は、「どつぼ」に入るための重装備だった。

　つまり、私が上から取るのは「水分やらなんやらを染み込ませた籾殻の入った袋」である。まさか、糞掃除の手伝いとは…。
　(;￣ｙ￣)ｃ◇　　クチャイ。　袋の茶色いのは泥ですか？それとも・・・？？

　「お義父さん、参ったよ。まさか糞の掃除させられるとは」
　「なぁ～に、おめえのもはいとっるわい」
　
　(´ヘ｀;)　う～ん・・・確かに。しばらくドライカレーは食いたくない。