一晩で更に進化する

　よこわの刺身は辨天娘（ＢＹ忘れた・・）の純米吟醸にとてもよくあった記憶がある。
　食べ物とお酒の相性がよかった時、その食べ物が前にもまして好きになるものである。

　昨晩のお酒は、はじめは秋鹿特別純米無濾過生原酒を合わせた。よこわのたたき（写真）は生姜をすりおろした梅酢と黒酢のポン酢で食べたので、あまり淡い味わいのお酒では相性がよくないだろうと踏んで、これをチョイス。
　う～ん、、、悪くは無いけど、すっごく良いって事もない。どちらと聞かれれば、合うほうだねって答えるかな。
　と、こんな中途半端なことを考えていたら、妻が前の晩にきき酒した【清酒竹鶴Ｈ１６ＢＹ雄町純米】を迷わずお湯割にして「ほらほら、湯で割ってもお茶みたい。冷やと違って、緑茶の色」と実験しはじめた。
　雄町純米、前の晩のイメージでは、よこわのたたきじゃないよな・・。

　秋鹿を飲み終えたので、私もつられるように雄町純米へうつる。「よこわのたたき」で大丈夫なんかな？（まだ、不安をかかえながら）
　まずはちょっと口に・・・
　ｗ(￣△￣;)ｗおおっ!　たった一晩で、雄町純米が一皮剥けましたぞ。よこわのたたきにも合いそうな、緩衝力ができたように感じます。
　「うん、うめ～～～」　

　これからさらに何枚も何枚も皮が剥け、進化を続ける雄町君なんでしょうねぇ～～～～

　しかし・・
　進化する前に無くなるのである。