寡黙な晩酌

　店でHP更新や訂正ができるのは実に便利。だがぁ～～～、すぐになおせると思うと、ちょこちょことしょっちゅうなおすという破目になってしもうた。気なれば、即なおしたい。今までだと、まぁ、二階に上がってなおすのはまとめてやろう、時間の取れる時にだったのだが、今はなんだか一日中やってる気分。
　これじゃ、この一週間と変らないじゃないか！

　・・・でも、便利♪

　さてさて、一段落着いたし。
　新鮮な鰯があるし。
　ググッといくか！

　脂がのってぷりっぷりでブリブリの鰯、いつもなら「うめぇ～っ！」の一言が出るところだが、あまりに旨いので、独り占め計画を遂行することにした。
　ただ、黙ってもくもくとお燗酒を飲みながら食べるのである。
　やばい、旨い・・・ちっちゃな感嘆の吐息が漏れる。ここで、ばれては、長男の箸が伸びてくるのは間違いないのだ。

　おっと、酒の飲むペースも速くないか？速いぞ、これじゃ、旨くて酒が進みまくるって態度で表しているようなもんじゃないか。ばれるぞ・・。
　何気に、酒を変えて誤魔化してみたり。

　もう、5切れほどで完食だ。ここで気を抜けばラスト5切れのうち3切れはさらわれる。緊張感を悟られないように、テレビに見とれている素振り。

　よし、もう一切れ！
　完食！！！！　

　昨晩、私は、静かな満ち足りた晩酌をしたはずだが、なんだか疲れたぞ。