悲喜こもごも
第三回大山高原クロスカントリー大会に参加。
到着後、暫くして降雨に見舞われたが、それほどひどい降りにはならず、雲のおかげで高原の涼しさが満喫できる状態。
開会式が終わるころ、山頂にかかっていた雲が降りてくるように見えると、あたり一面ガスに覆われ、視界が極端に悪くなる。6kmの部、レース開始10分前にはひどい風雨とガス。ウォームアップした体はどんどん冷えていく。
現役時代にも走ったことのないクロスカントリー。加えて、最近はアップダウンの激しいコースを走ったこともなければ、自分の限界を知る練習をしていないのでどこまで体力が持つのかもわからない。ここ数日間の腰痛というおまけもかかえてスタート。
きついっす・・・
筋肉が悲鳴をあげる。上り坂と下り坂で、あんなに息が切れて筋肉もどうにかなったいそうなのに、平坦な場所になった途端に呼吸も平常、筋肉の動きも滑らかになる、いったい、どうなってんだと、自分の体ながら理解不能・・。
ラスト一周。
そして平坦になってのラストスパート!抜こうと思っていた人は抜いたのだが、知らぬ間に後ろからスパンと気にもとめていなかった人に抜かれる。残り10mで悪あがきで抜き返そうと再スパート!胸の差で負けちゃった。
こんなに、最後に「足」が残ってるんなら、もっと途中で力を使えばよかったよ・・。と、思ったが、その「悪あがき」が受けたのか、目だったのか、来ていたローカルテレビのアナウンサーに呼び止められ、カメラの前でインタビューされちゃった。
「どうでした?」
「もうひとつでした」
「ご自分に厳しい?」
「他人にも」
「今日はお一人ですか?」
「妻と、長女と二男ときました」
「うわ~、みなさんで」
「雨が酷かったですが、走りにくくなかったですか?」
「いえ、雨のおかげで暑くなくて気持ちよかったです」
とか、答えたような・・。
どうもありがとうございました・・と、アナウンサー(女子アナ)に礼を言って走り去ろうとしたが、、、痛゛っ!腰痛に加えて、ケツが痛い。足が出ないほど左のケツが痛い。昔「坐骨神経痛」と診断された時と同じ痛み、同じ場所。
左足を引きずるようにしか歩けない。あんなに最後がんばらなきゃよかった・・・
自分の出番が終われば、次は応援!
4kmコース(2周)に妻、それが終われば2kmコースに二男と長女。応援、写真(携帯電話ですけど)を撮るためにゲレンデ(そう、ここは冬はスキー場)を上がったり下りたり。
ケツ、いてぇ~よ。
妻、一周目で「無理!絶対無理!!」って言ってた割には、歩きも入ったけど完走。二男、同じ学校の一学年上の子も出てたらしいけど、その子よりは順位が上だったみたい。
長女、二男と同じ時に、同じコースを走った。
「最終ランナーが帰ってきました」と、一人前のランナーが呼ばれていた。そのはず、その子、小学一年生くらいで身長なんか長女の半分ほどしかない子だもの。その子が懸命に走って戻ってくれば、まさかその後に、倍の大きさの人間が息を切らしているなんて想像つかないわな。でも、めげないで走りきった彼女は、もう一度「最終ランナーが帰ってきました。●●さや●さんです。皆さん温かい拍手で迎えましょう」とフルネームまで呼ばれて応援された。
しかも、しかもだ・・・
その年齢の部門では5人しか走っていなかったらしく、ダントツのドベ(最終ランナー)なのに「入賞」。賞状と景品ももらった。
普段、走るどころか歩きもしない人間が、いきなりクロスカントリーに出場して完走し、すっごく遅いとはいえ、賞状をかっさらってくるとは・・・こやつ、いろんな意味で才能があるかも。
クロスカントリー大会の後は、中山温泉(とんび君ご存知の)で風呂に入り、鳥取まで行って県立博物館での恐竜展を見た。
しんどかったけど・・・私の中では「夏休みの行事終了」です。
到着後、暫くして降雨に見舞われたが、それほどひどい降りにはならず、雲のおかげで高原の涼しさが満喫できる状態。
開会式が終わるころ、山頂にかかっていた雲が降りてくるように見えると、あたり一面ガスに覆われ、視界が極端に悪くなる。6kmの部、レース開始10分前にはひどい風雨とガス。ウォームアップした体はどんどん冷えていく。
現役時代にも走ったことのないクロスカントリー。加えて、最近はアップダウンの激しいコースを走ったこともなければ、自分の限界を知る練習をしていないのでどこまで体力が持つのかもわからない。ここ数日間の腰痛というおまけもかかえてスタート。
きついっす・・・
筋肉が悲鳴をあげる。上り坂と下り坂で、あんなに息が切れて筋肉もどうにかなったいそうなのに、平坦な場所になった途端に呼吸も平常、筋肉の動きも滑らかになる、いったい、どうなってんだと、自分の体ながら理解不能・・。
ラスト一周。
そして平坦になってのラストスパート!抜こうと思っていた人は抜いたのだが、知らぬ間に後ろからスパンと気にもとめていなかった人に抜かれる。残り10mで悪あがきで抜き返そうと再スパート!胸の差で負けちゃった。
こんなに、最後に「足」が残ってるんなら、もっと途中で力を使えばよかったよ・・。と、思ったが、その「悪あがき」が受けたのか、目だったのか、来ていたローカルテレビのアナウンサーに呼び止められ、カメラの前でインタビューされちゃった。
「どうでした?」
「もうひとつでした」
「ご自分に厳しい?」
「他人にも」
「今日はお一人ですか?」
「妻と、長女と二男ときました」
「うわ~、みなさんで」
「雨が酷かったですが、走りにくくなかったですか?」
「いえ、雨のおかげで暑くなくて気持ちよかったです」
とか、答えたような・・。
どうもありがとうございました・・と、アナウンサー(女子アナ)に礼を言って走り去ろうとしたが、、、痛゛っ!腰痛に加えて、ケツが痛い。足が出ないほど左のケツが痛い。昔「坐骨神経痛」と診断された時と同じ痛み、同じ場所。
左足を引きずるようにしか歩けない。あんなに最後がんばらなきゃよかった・・・
自分の出番が終われば、次は応援!
4kmコース(2周)に妻、それが終われば2kmコースに二男と長女。応援、写真(携帯電話ですけど)を撮るためにゲレンデ(そう、ここは冬はスキー場)を上がったり下りたり。
ケツ、いてぇ~よ。
妻、一周目で「無理!絶対無理!!」って言ってた割には、歩きも入ったけど完走。二男、同じ学校の一学年上の子も出てたらしいけど、その子よりは順位が上だったみたい。
長女、二男と同じ時に、同じコースを走った。
「最終ランナーが帰ってきました」と、一人前のランナーが呼ばれていた。そのはず、その子、小学一年生くらいで身長なんか長女の半分ほどしかない子だもの。その子が懸命に走って戻ってくれば、まさかその後に、倍の大きさの人間が息を切らしているなんて想像つかないわな。でも、めげないで走りきった彼女は、もう一度「最終ランナーが帰ってきました。●●さや●さんです。皆さん温かい拍手で迎えましょう」とフルネームまで呼ばれて応援された。
しかも、しかもだ・・・
その年齢の部門では5人しか走っていなかったらしく、ダントツのドベ(最終ランナー)なのに「入賞」。賞状と景品ももらった。
普段、走るどころか歩きもしない人間が、いきなりクロスカントリーに出場して完走し、すっごく遅いとはいえ、賞状をかっさらってくるとは・・・こやつ、いろんな意味で才能があるかも。
クロスカントリー大会の後は、中山温泉(とんび君ご存知の)で風呂に入り、鳥取まで行って県立博物館での恐竜展を見た。
しんどかったけど・・・私の中では「夏休みの行事終了」です。
by kanzakerakuen
| 2008-07-28 11:46
| 負け犬の遠吠え
ww5.tiki.ne.jp/~yamu純米酒屋の引きこもり時間の戯言
by kanzakerakuen
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